任意整理Q&A
誰でも可能です。ただし、任意整理は交渉成立後に返済を再開し完済することが前提なので、無職で収入がない方は手続はできません。
安定的した収入があれば、アルバイトやパート、非正規でもさほど問題になりません。
裁判所の関与がないので、裁判所から自宅に書類が送られることはありません。
司法書士との連絡もご自身の携帯電話に限定すれば周りに知られる可能性は低いです。
ただし、交渉が長引くとその間返済は中断したままなので、それを嫌って業者が返還訴訟を提起する場合があります。その場合、裁判所から訴状が自宅に送られてしまうので家族に知られるおそれがあります。
そうならないように、ある程度の期間で交渉をまとめることが重要です。
保証人のいる借金を任意整理すると、貸金業者は保証人に請求します。
複数から借入れで保証人がいない借金があれば、それだけを任意整理の対象とし減額できた分を保証人のいる借金の返済に回し、契約通りに返済することで保証人に迷惑をかけずに済むことができます。
他の方法では整理対象の債務を選択できません。
携帯電話料金も任意整理の対象にできますが注意が必要です。任意整理により携帯電話が強制的に解約されるおそれがあるので、仕事等で携帯電話をお使いの方は携帯電話料金の任意整理は避けた方が良いでしょう。
任意整理手続きした会社のカードは使えなくなります。
可能です。ただし、注意すべき点があります。
1.その銀行の口座は使えなくなります。預金口座が凍結され(使えなくなる)、以後、預金の引出し、自動引落し・振替ができなくなります。
この口座が給与の振込先だったり、公共料金、光熱費、家賃等の自動引落し口座であれば、事前に振込先を変えたり、現金支払にする等の変更が必要になります。
2.預金口座に残高があれば借入れの返済にあてられるので、事前に全額を引出しておきます。
3.保証会社が消費者金融だと、その会社のキャッシングカードが使えなくなります。
例えば、東京三菱UFJ銀行はアコム、三井住友銀行はプロミス(SMBC)が保証会社になっています。東京三菱UFJ銀行からの借入を任意整理すると、保証会社は代わって弁済し、最終的な債権者(貸主)は保証会社であるアコムになります。任意整理は業者ごとに行うので、アコムからも借入れをしていたらその借入れも任意整理の対象になり、アコムのカードも使えなくなります。
可能です。リボ払いは支払手数料という実質的な利息がかかっています。任意整理ではこの手数料をなくす交渉をします。
カードの契約者である方が任意整理したら、家族カードも使用できなくなります。
ブラックリストにのります(=信用情報機関に事故登録されます)。5~7年間登録され、その間、新たな借入れ(家・車のローン、携帯電話の分割ローン等も含む)、クレジットカードの取得ができません。
ブラックリスト(事故登録情報)は誰でもが見れるものではないので、周りに知られることはないでしょう。ただし、知り合いが金融機関等で働いていて事故情報を見れる立場で、しかも頻繁に見ていればバレるかもしれませんが、そんな状況は考えにくいです。
できますが、任意整理した銀行からは断られるおそれがあるので他銀行が良いでしょう。
家賃を払っていれば影響ありません。更新時も影響ないでしょう。
ただし、管理会社が指定しているクレジットカードで家賃を支払っていて、このカード会社を任意整理の対象にすると管理会社に任意整理したことが知られます。すぐ契約解除されることはないでしょうが、更新時の審査にひっかかるおそれがあります。
よって、カード会社を任意整理から外すか、現金支払等他の支払方法に変更するよう管理会社にお願いする必要があります。
また、転居する際、転居先管理会社から家賃保証会社との契約を求められることがあります。そして、この保証会社が信販系の会社であれば、調べればブラックリストにのっていることが分かるので入居審査に影響するおそれがあります。
生活保護費は食費や水道光熱費、家賃等の生活ための費用です。任意整理手続きにより借金の返済に充てることが知れると、不正受給とみられ受給停止になるおそれがあります。任意整理ではなく自己破産を検討して下さい。
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